平成29年度栃木県マネジメント強化事業
◆PR力を高めるための講座
第1回 2018年1月21日(日) 動画の「撮影と編集」の基本
1回目の講座では、動画の撮影方法とムービーメーカーというソフトを使っての基本の編集方法を学びました。動画は写真と違い、動く対象物を撮影するため、撮影する範囲や角度によって見え方が変わってしまいます。また、三脚を使いブレないように撮影することがポイントです。そして、自分がどのような動画を作りたいのかによって、動画の構成が変わってくるため、絵コンテを描くことで参加者のもつ団体のPRしたい点、見せたい物などを具体的にイメージする時間も設けました。動画の編集は専門用語も多かったですが、皆さましっかりと学んでおられました。
第2回 2018年2月 4日(日) 応用編集とSNSへの投稿
2回目の講座では、前回の講座の復習と、参加者が撮影してきた動画の素材を使い実際に自分の動画を編集する作業を行いました。自分たちで撮影したデータをうまく組み合わせ、団体や活動をより分かりやすく伝えるための効果や工夫、さらにより綺麗に見せるためのテクニックについても学びました。
完成した動画は、持ち帰ることができたので、今後自分たちの団体や活動を紹介するためにご活用いただければと思います。また、今回の動画の編集技術を使って、又さらに動画を作っていただけることも期待したいと思います。
◆活動の幅を広げるための講座
第3回 2018年2月18日(日)シビックテック入門とオープンデータ
3回目の講座は、シビック(市民)テック(テクノロジー=技術)を使って、自分たちの地域課題を解決しようとする取り組みの実例などを学びました。具体的には、日本で既に開発されたサービスの「あいあい自動車」や「のとノットアローン」、「5374(ゴミナシ)」の実例を学び、自分たちにも何が出来るかについて考える時間を設けました。
アイデア出しのためのワーク「ブレインライティング」では、テーマに「鹿沼市の活性のため」「認知症の人が住みよい街」「高齢者の人が住みよい街」を設け、参加者同士で活発に考えを出し合う時間となりました。
近年の急激なIT化によって先進のサービスに慣れた市民は、行政にも同じレベルのサービスを求めます。しかし、財政の逼迫している行政では、そのサービスに応えることが難しいのが現実です。その中で、市民が自ら情報を求め・発信していくことは、これからの情報社会では特に必要とされる部分なのではないでしょうか。ふらっとではこれからも、市民のニーズに応えるべく様々な講座やワーク、市民参加型のイベントを企画・運営してゆきます。
ご参加いただきましたみなさま、ありがとうございました。今回の講座内でのご不明点や、その後のレクチャーについても柔軟に対応させていただきますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。