第19期ナショナル・トラスト助成制度
【対象分野】
環境保全、NPO支援
【内容対象】
自然環境保全法や自然公園法、種の保存法等、自然を守るための様々な法制度が整備され、日本の豊かな自然が守られています。一方で、これらの法制度によって守られていない多くの地域では、希少な野生生物や優れた自然環境が盗掘、密猟、開発等によって次々と姿を消していっています。
これ以上、日本の豊かな自然を失わせないためには、希少な野生生物のすみかとなっている土地など、自然保護の観点からみて重要な土地を購入や借り上げ等によって確保し、将来にわたって確実に守っていくことがたいへん重要です。
そこで、(公財)自然保護助成基金と(公社)日本ナショナル・トラスト協会が協力し、自然を守ることを目的とした土地の取得を支援し、ナショナル・トラスト活動を推進するための助成を創設するに至りました。
【助成内容】
A.土地所有状況調査助成
土地を購入しトラスト活動を推進する準備段階において、トラスト候補地の土地所有状況調査にかかる費用を助成します。
B.活動実践助成
トラスト団体を立ち上げて、実際に土地を取得しトラスト活動を実践する費用を助成します。
【助成金総額・件数】
第19 期の助成金総額は500 万円、助成件数は1~2 件です。1 団体1 案件につき、最長5 年間での助成総額は800 万円を限度としていますが、申請内容等をふまえ、限度額は審査委員会の判断で変更することがあります。
【応募制限】
法人格の有無
A.土地所有状況調査助成
自然環境の保全等を目的として、1 年以内に、地権者との交渉の開始やトラスト地の取得を目指しているトラスト団体(申請の時点では法人格の有無は問いません)。 トラスト団体をこれから立ち上げようとしている個人も申請可。
B.活動実践助成
・法人格を有していること
・非営利の活動団体で、地域の自然環境の保全を目的としていること
・ 特定の政党や宗教への偏りをもたない団体であること
・助成対象事業を行うための組織体制が整っていること
【応募時期】
2023年8月18日 終了
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