「臼井伸二未来へつなぐ基金 ~
児童養護施設等出身者の住居確保支援~」
【対象分野】
子どもの健全育成、その他
【内容対象】
■■本支援プログラムの目的
児童養護施設等の社会的養護下で暮らしてきた若者には、さまざまな理由で住居を確保することが困難な場合があります。
当助成プログラムは個人への給付金で、神奈川県横須賀市・藤沢市の児童養護施設等を退所予定または退所した者に、賃貸住宅への入居に必要な住宅費用を給付します。
施設を退所して進学や就職したり、寮付きや住み込みの仕事を離職したりした際に、自立の生活拠点を築くはじめの一歩を後押しして、それぞれが目指す道へ進むための手助けとなることを願います。
■■給付対象者
以下4点の全てを満たす者
• 横須賀市・藤沢市に設置される児童養護施設等を退所予定者または退所者
• 進学・就職または離職等の際の住居確保が困難な者
• 年齢が27歳以下の者
• 在所または退所した施設の施設長等の推薦を受けた者
※本公募での「児童養護施設等」には、社会的養護の担い手である児童養護施設(地域小規模児童養護施設を含む)、ファミリーホーム(小規模住居型児童養育事業)、養育里親を含みます。「養育里親」は、自治体に里親登録した里親への長期委託を対象とし、短期委託、親族里親、養子縁組里親は含みません。
※以下のいずれかの推薦を受け付けます。
- 児童養護施設およびファミリーホームの場合は、施設長の推薦
- 養育里親の場合は、里親の推薦および所管の児童相談所の確認印
-
横須賀市・藤沢市の児童養護施設等出身者に限り、横須賀市・藤沢市の市外含む自立援助ホームのホーム長の推薦。過去の在籍確認のため、児童養護施設に問い合わせすることがあります。
■■給付の内容
児童養護施設等の退所予定者または退所者に対し、住居確保に必要な費用一律25万円を給付し、自立を支援します。
住居確保に必要な以下の費用として給付金を支払います。
• 家賃
• 敷金・礼金
• 仲介手数料
※給付額と敷金・礼金及び仲介手数料合計額との差額は、全て家賃に充当します。
※住宅確保に必要な額が25万円を超えた場合、不足額は支給しません。
※退去時に敷金が返還されても、基金への返済は不要です。
【応募制限】
設立からの年数、その他
助成の対象となる団体等
次の条件を満たす、非営利組織(財団法人、社団法人、社会福祉法人、NPO法人、その他任意団体、市民ボランティアグループも対象となります。)で、今回募集する助成対象事業の趣旨に合致する事業を行おうとしている団体等。(個人資格による申請については、対象外となります。)
(1)定款に準ずる規約を有し、自ら経理し、監査することができる会計機能を有すること。
(2)団体等の主たる事務所(又は準ずる所)を日本国内に有すること。
(3)団体等の意志を決定し、今回申請する活動を執行する体制が確立していること。
(4)団体の活動実績(今回申請する活動又は類似した活動)を3年以上有し、今回申請する活動のニーズが高く今後も継続性が期待できること。
(5)申請する事業に対し、他の民間団体等からの助成を除く、自己資金を保有すること。
【募集時期】
随時
コメントをお書きください